エリアトラウトを始めたいけど、ルアーが多すぎて何を買えばいいかわからない。
これ、ほぼ全員が通る悩みです。スプーンだけでも銘柄・重さ・色が無限にあって、勢いで買うと“使い分けができないまま増える”状態になりがち。
この記事では、初心者が迷わないように
- まず買うべきルアー(最小セット)
- スプーンの“泳ぎ(波動)”とカラーの考え方
- 釣れない時のローテ順
- 次に買い足す時の判断基準
を、できるだけシンプルにまとめています。
※「釣りそのものが初めてで、道具やポイントの考え方から最短で理解したい」という方は、先にこちらもどうぞ。
初めての方はこちらの記事も
エリアトラウト初心者が最短で釣るコツは「ルアーを増やしすぎない」こと
いきなり結論から言うと、初心者が最初にやるべきは “大量に買う”ではなく “投げどころがわかる構成にする” ことです。
ルアーを増やしすぎると、
- どれを投げたか分からない
- 何が効いたのか分からない
- ローテに時間がかかる
- 釣れるまでの「再現」ができない
という状態になりやすいです。
だから最初は、メーカーを1社(多くて2社)に寄せて、同じ考え方でローテできるセットにすると上達が速いです。
まず理解したい:スプーンは「カラー」より“波動(泳ぎ)”が効くことがある
スプーンはざっくり言うと、泳ぎが2系統に分かれます。
- ウォブ寄り:左右にブリブリ振る → 波動強め(気づかせる力が強い)
- ロール寄り:クルクル寄り → 波動弱め(見切られにくい)
多くのスプーンはウォブとロールの混ざった「ウォブンロール」ですが、どっち寄りかで効き方が変わります。
反応がない時に“アピールを弱める”のが強い理由
「釣れないなら派手くすれば良いのでは?」と思いがちですが、エリアは魚影が濃いぶんルアーも見られています。
だから反応が薄い時ほど、カラーを地味にするか、波動を弱めると口を使うことが多いです。
初心者がまず揃えるべきルアー10個(これで十分戦える)
ここは上位記事2の考え方(“投げて巻くだけで結果が出る”)を軸に、スプーン+クランク+ボトム+お守りで組みます。
※行く管理釣り場のレギュレーション(禁止ルアー)だけは事前に確認してください。
1)放流(放流直後の高活性)用スプーン:2枚
- ロデオクラフト ノア 1.8g(オレ金 or 赤金)
放流の鉄板。初心者でもレンジキープしやすく、まずこれで釣りのテンポが作れます。
(小規模ポンドなら1.5gでもOK)
2)通常時に回すスプーン:5枚(中間〜地味中心)
ここは「派手→中間→地味」になるように、同じ重さ(例:1.5g)で揃えると比較がしやすいです。
- 派手(アピール):ピンク系
- 中間:からし・K.F系
- 地味(食わせ):ダークオリーブ・ココア系
ポイント:最初は“色の好み”より「役割」で持つ。
同じ銘柄・同じ重さで色だけ変えると、何が効いたか理解しやすいです。
3)クランク:2個(巻くだけで釣れる系)
- ロデオクラフト モカDR-SS(オールレンジ寄りで扱いやすい)
- ロデオクラフト ウッサS(モカと逆の軌道を引けて差が出せる)
クランクはスプーンより高いので、最初は2個で十分です。
「スプーンで反応が落ちた時の“別の見せ方”」が作れます。
4)ボトム:1個(困ったら底)
- ロブルアー パンチ(ボトム) など
ボトムまで落として、**デジ巻き(細かく一定に巻く)**でOK。
エリアは「困ったらボトムか表層」と言われるくらい、底が強い日があります。
5)お守り:1個(反則級に助けてくれる枠)
- セニョールトルネード(OKな釣り場のみ)
「どうしても1本ほしい」時に助けてくれる系。
ただし、エリアによって使用制限があるので必ず確認を。
釣れない時のローテ順(初心者はこの手順だけでOK)
迷ったら、“強→弱”+“上→下” のどちらかで整理すると迷子になりません。おすすめはこれです。
ローテの基本テンプレ
- 放流:ノア1.8g(派手)
- 放流が落ちたら:同じスプーン1.5gで派手→中間→地味
- 反応が薄い:波動を弱く(ロール寄り)or 色を地味へ
- スプーンで追うけど食わない:クランク(モカ→ウッサ)
- どうにもならない:ボトム(パンチ)
- 最終手段:セニョール(OKなら)
これだけ覚えておけば、現場で「次に何を投げるか」で固まらなくなります。
“カラー”で迷った時の考え方(まずは3系統で十分)
初心者はカラーを増やしすぎると混乱します。まずはこの3系統でOKです。
- 派手(アピール):オレンジ、ピンク、赤金
- 中間:からし、オリチャ、K.F系
- 地味(食わせ):オリーブ、ブラウン、ココア
そして重要なのが、**次に買い足す時は「同じ色で別の銘柄」**にすること。
色も銘柄も重さも全部変えると、何で釣れたか分からなくなります。
次に買い足すなら何?判断基準はこれ
最初の10個で釣りをしていると、必ず「こういう場面が足りない」が見えてきます。買い足しは、次の“理由”ができた時だけでOKです。
買い足し理由の例
- 魚が追うけど追いつかない → もっとゆっくり引ける軽いスプーン
- 近くを通すと嫌がる → 波動が弱い銘柄(ロール寄り)
- ボトムが反応する日が多い → メタルバイブやボトムスプーン追加
- 表層が強い日がある → トップ(ポッパー系)追加
例として、ノアの波動を落としたいなら同社の別銘柄へ…のように、メーカー内で役割を増やすのが分かりやすいです。
よくある質問
Q. いきなりプラグ(クランク)から入ってもいい?
A. もちろんOKですが、初心者が釣りを組み立てやすいのはスプーンです。
スプーンは「レンジ・速度・カラー・波動」の基本が身につきやすく、上達が速いです。
Q. 何gを買えばいい?
A. 迷ったら、放流は 1.8g、通常は 1.5g を基準に。
小規模ポンドなら 1.5g/1.2g を基準にすると扱いやすいです。
まとめ(初心者は“最小セット”で勝てます)
エリアトラウトはルアーが多いぶん、最初は迷いがち。でも、やることはシンプルで、
- 放流用(強)
- 通常のローテ(派手→中間→地味)
- 別アプローチ(クランク)
- 困ったら底(ボトム)
- 最終手段(お守り)
この順で組めば、初心者でも釣果が安定してきます。
最初から完璧に揃える必要はありません。まずはこの記事の「10個セット」で実釣して、足りない要素が見えてから“根拠を持って”買い足すのが、いちばんお財布にも優しく上達も早いです。
ぜひやってみたいと思っている人は、次の釣行でこのローテをそのまま試してチャレンジしてみてくださいね!